新築を検討しているあなたは、シロアリ対策について悩んでいるのではないでしょうか。せっかくの新築、シロアリ被害で台無しにしたくありませんよね。
では、新築のシロアリ対策はどのような対策を行えば良いのでしょうか。
□新築のシロアリ対策はなぜ必要?
新築時のシロアリ対策は、建物の寿命を長く保ち、安心安全に暮らすために非常に重要です。
シロアリは木材をエサとするため、建物の構造材を食い荒らしてしまうことがあります。
放置すると、建物の強度が弱くなり、最悪の場合、倒壊する可能性もあります。
1:建築基準法で定められた防蟻処理
日本では、建築基準法でシロアリ対策が義務付けられています。
具体的には、地面から1メートル以内の木材には防蟻処理を行うことが定められています。
この処理は、シロアリが木材に近づくのを防ぐ効果があります。
2:新築時しかできない対策
新築時には、建築基準法で定められた防蟻処理以外にも、様々な対策を行えます。
例えば、床下に点検口を設置することで、定期的にシロアリの被害状況を確認できます。
また、シロアリが好まない木材を使用したり、シロアリが侵入しにくい構造にすることも有効です。
□新築時にできるシロアリ対策
新築時にできるシロアリ対策は、種類も様々で、それぞれメリット・デメリットがあります。
費用や効果などを考慮して、最適な方法を選びましょう。
1:床下の点検口設置
床下に点検口を設置することで、定期的にシロアリの被害状況を確認できます。
早期発見・早期対策が可能になり、被害を最小限に食い止められます。
2:基礎断熱工法の採用
基礎断熱工法は、外気温の影響を受けにくく、省エネ効果が期待できます。
しかし、断熱材はシロアリの隠れ家となりやすいため、注意が必要です。
断熱材の種類や施工方法によっては、シロアリ対策の効果が薄れてしまう場合もあるため、事前に専門業者に相談することが大切です。
3:シロアリが好まない木材の選択
シロアリは、木材の種類によって好みが異なります。
ヒノキやヒバなど、香りが強く、硬い木材はシロアリが嫌う傾向があります。
木材を選ぶ際は、シロアリに強い種類を選ぶようにしましょう。
4:防蟻処理
薬剤を用いた防蟻処理は、シロアリの侵入を防ぐ効果が期待できます。
ただし、薬剤の種類や施工方法によっては、人体や環境への影響が懸念されます。
専門業者に相談し、安全な薬剤を選び、適切な施工方法で実施することが重要です。
□まとめ
新築時のシロアリ対策は、建物の寿命を長く保ち、安心安全に暮らすために不可欠です。
建築基準法で定められた防蟻処理に加え、床下の点検口設置や基礎断熱工法の採用、シロアリが好まない木材の選択など、様々な対策方法があります。
それぞれのメリット・デメリットを理解し、自分にとって最適な対策方法を選びましょう。
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