【個性】というものにスポットライトが当てられ始めたのはいつのころからでしょうか? ひと昔前は、“和合”“同調”などと言われ、周りと同じということで安心感を得る日本人が多かったのですが、昨今では、教育でも個性の尊重をうたわ … “多様化するデザインの好み” の続きを読む
【個性】というものにスポットライトが当てられ始めたのはいつのころからでしょうか?
ひと昔前は、“和合”“同調”などと言われ、周りと同じということで安心感を得る日本人が多かったのですが、昨今では、教育でも個性の尊重をうたわれ、【我】を出すことを良しとする社会になってきました。
そんな中で、個々の好みが、多様化され、ありとあらゆる物が、自分の好みで選べるようになってきました。
そんな、個性の表現の仕方のひとつにあげられるものが、【デザイン】でしょうか。
【デザイン】は、とらえにくく、定義しにくい物である半面、実は、個性の表現につながるものとして、身近な第一歩になります。
ひとくちに、【デザイン】と言っても、単に模様をあらわしたものから、形、図案、意匠といったもの、はたまた、計画や企画など、形のないものまで含みます。
つきつめると、【デザイン】は、ものづくりの原点であり、その物の、姿勢をあらわし、無数の可能性を広げるものになりうるということです。
「個性の表現」をデザインでというと、難しい言い回しになりますが、自分の好みを見いだして、それによって得られる充足感を感じられればいいのだと思います。
でも、いざ、自分好みのデザインと言われても・・・。
人と同じということで、安心する日本人にとって、選ぶまたは好みを具現化するということがとても難しく、難解な作業です。
特に、昭和世代の人間にとっては、敷居の高い物になってしまっているのも現実です。
~まずは「好き!」から~
デザインの多様性によって、あふれかえる選択肢。
この中から選ぶのも、一苦労。
例えば、新しいマグカップを買いに出かけます。
想像通り、選択肢は10や20ではききません。
用途から、形・大きさから選別したとしても、残り10個・・・。
その中から、【好みのデザイン】を選びます。
そうです。【好き!】が第1歩です。
~多数を知っておくのも大事~
一概に【周りと同じ】が悪いわけではありません。
多数派には、それなりの、メリットもあるということを頭においておくのもひとつです。
お店の方に、売れ筋を聞く!
なぜ、それに人気が集まるのかということを踏まえたうえで、自分の好みをプラスすればいいのです。
これだけでも、【自分の好み】が選択されたということになります。
~好みの物に囲まれる~
自分なりの好みが選べるようになったら、その積み重ねで、だんだん、【好み】が形を成していきます。
好きなものが、短時間で選べるようになり、好みに囲まれる幸せを感じるようになります。
同じものでも、デザインが違うだけで、自分のテンションをあげてくれるものは、日々の生活の中で、うるおいをあたえてくれるものになっていきます。
~好きなデザインを具現化~
ありとあらゆる好みに、商品が多様性をもって応えてくれるというのであれば、それに乗らない手はありません。
それには自分の好きなものを手にいれるため、自分の言葉で、好みを具現化し伝えるということが必要になってきます。
【好き!】ということに正解、不正解はないので、単に素直な感情を表すだけでいいのです。
せっかく、【個性】が認められ、それを後押しするかのように、好みをデザインで表してくれるなら、心を潤すデザインを見つけたいものです。
~好みのデザインの家 マイデザイン~
“好きなデザインに囲まれて暮らす”の究極な形・・・。
それが、“家”でしょうか。
よく、新聞折り込みなどで目にするハウスメーカーのチラシ。
どれも素敵で、夢広がるものばかりです。
そこに、家族をあてはめ、自分の暮らしをリンクさせていると、まさにドラマのひとコマのような暮らしが浮かびます。
自分の好きなデザインが、おうちそのものになったら・・・。と考えると、これは、究極の【個性の表現】ですよね。
家族にはそれぞれの形があり、それぞれの未来があり、それぞれの価値観があり・・・。
考えると、無数の【好き!】があります。
もはや、多数派で納得できるような選択ではないのが、住宅でしょうか。
もしも、一生に一度、そんな機会にめぐりあえたら、ぜひ「好きなデザインにあふれる家づくり」やってみたいですよね。
~好みのデザインを住宅に~
好みのデザインを、家づくりにと思って「デザイナーズハウス」や「おしゃれな住宅」を見て、なんかしっくりこないことってありませんか?
確かにおしゃれなんだけど・・・。
このしっくりの来なさは何なのかと考えると、それこそが「多数派」に惑わされた結果なのではないでしょうか。
多数が認めたおしゃれ、多数が求めたデザイン製豊かな住宅・・・。
それでは、個性を解き放ったことにつながりません。
自分の好きなデザイン、自分が認めるおしゃれを見つけて、形にしなければ、この先長い付き合いになる家を作るうえで、納得がいくものにはならないでしょう。
◆ペットと暮らす家
犬や猫、うさぎ、鳥など、ペットを家族ととらえ、一緒に暮らす人が増えてきました。
子供部屋を作るのと同じ感覚で、家の中に犬の部屋を作れたらいいのに。
それが、【マイデザイン】の一つです。
リビングの隅に小さな空間、そこからテラスへとつながる犬専用の出入り口・・・。
テラスには犬のための小さなドッグランもあります。
天井付近を横断する、猫のためのキャットウォーク、壁に取り付けられた、猫のための階段、そして、安心してお昼寝できる猫のベッド・・・。
動物好きの人にしてみれば、自分たちの部屋を作るのと同じくらいに、ペットのための環境づくりは大切なことです。
その夢が叶うとしたら・・・と頭に浮かぶペットのためのデザインは、きっと無数に浮かんでくるでしょう。
◆趣味のお料理の為のキッチン
お料理好きな人にとって、家づくりにおける重要ポイントの筆頭がキッチンではないでしょうか。
対面キッチンが流行した中で、最近では、大型のアイランドキッチンも好まれてきています。お料理教室のように、数人が、一緒にキッチンを囲んで、お料理ができるアイランドキッチンは、収納も多く主婦のあこがれでもあります。
キッチンにスペースをさいて、部屋割りを配置するということも、マイデザインの始まりですね。
◆テラスが中心の家
LDKのスペースを少し小さくしてでも、テラス部分を大きくしたい。
テラスを第二のリビングのように、お茶を飲んだり、読書をしたり、お酒を飲んだり。
バーベキューや花火などは、家族の時間をより濃く刻んでくれそうですね。
◆旅行気分のお風呂タイム
お風呂が旅館のような、開放感いっぱいのジャグジーだったら。
家族みんなで入れる大きなお風呂だったら・・・。
半身浴がゆっくりできる、半屋外のお風呂だったら・・・。
精神的に肉体的に癒されるお風呂に重点を置いた家づくりは、原点に回帰した生活のはじまりともとれます。
こんな家づくりは、贅沢でしょうか?
たしかに何もかも取り入れ、贅沢の限りを尽くした家は豪華で贅沢かもしれません。
でも、自分が選んだ【好き!】を家づくりのデザインに取り入れ、お金をかけるところを、自分仕様に選ぶことができれば、それは、贅沢ではなく、選択だと思います。
マイデザインから生まれる、自分自身の至福の空間づくりができれば、幸せですよね。
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