新しく住むマイホーム、部屋だけでなく、庭にもこだわりたい、そのようにお考えの方はいらっしゃいませんか。
今回は、そのような庭空間のデザインを提案するため、パティオと呼ばれるスペイン風の庭、そしてその魅力、さらにそれを実際に作る時のポイントについて紹介します。
□パティオとは
「パティオ」とは、住宅の壁や柱に囲まれた、中庭のような空間を指します。
パティオとはもともとスペイン語由来の言葉で、中庭・裏庭を意味します。
もしかすると、パティオと聞くだけで、井戸や、噴水などが庭の中央に設置され、周りに花壇があり、美しい花々が咲き誇っているような光景を想像できる方がいらっしゃるのではないでしょうか。
それぐらい近年は日本にもパティオという言葉が浸透しつつあるかもしれません。
例えば、ホームセンターなどに行くと、パティオタイルと呼ばれる、ばら売りタイプのデッキタイル・ウッドデッキタイルが販売されています。
*パティオの魅力
パティオの魅力として、まず最初に挙げられるのが、周りから見られないプライベート空間を確保できる点です。
日本の土地柄上、隣の住宅との近接性が高く、庭に出ると、となりの住民が窓から覗いていた、あるいは目が合ってしまって気まずいなど、プライベート空間を確保するのが難しいかもしれません。
パティオの「コの字」「ロの字(回廊型)」のようなデザイン性は、そのような問題を解決してくれるでしょう。
また、空間が開放的になり、より部屋が広く感じます。
さらに、周りの目を気にせず窓の開閉が可能になり、新鮮な空気を取り込みやすくなります。
□パティオを作るときのポイントとは
パティオには様々な魅力がありますが、予め考慮しておくポイントも複数存在します。
例えば、適切に部屋の位置を設計しないと、リビングからトイレまでの距離が意外と遠くなったり、キッチンからリビングまで料理を運ぶ距離が遠くなったりするかもしれません。
それゆえ、事前にどのように生活にしたいかなどを具体的にシュミレーションしておく必要があるでしょう。
さらに、適切な排水処理機能を整備していないと、ゲリラ豪雨で中庭に水がたまり、部屋の中に浸水してくるといったトラブルが発生する可能性があります。
□まとめ
今回は、パティオについての魅力と設置する際に気をつけるポイントについて紹介しました。
当社では、このような、パティオに関するご質問やご相談を受け付けております。
栃木市で注文住宅をお考えの方は、ぜひご相談ください。