注文住宅で間取りを考える際に注意したいのが、水回りの配置です。家族が毎日使うところであるからこそ設置場所は失敗したくないですよね。トイレや洗面所などの使い勝手が良ければ日々の生活のしやすさも自然とアップします。今回は水回りの配置でありがちな失敗と、気をつけたいポイントについて解説します。
□よくある水回りの失敗例とは?
1つ目は、トイレと寝室の距離が遠すぎるという失敗です。
寝室からトイレが遠いと、夜トイレに行きたくなった時不便に感じますよね。トイレとの距離が近すぎても水を流す音で家族の目が覚めてしまうので、近すぎず遠すぎずの距離感でトイレを配置するようにしましょう。
2つ目に、洗面所が混み合うのでストレスが溜まるという失敗です。
朝は家族1人ひとりがそれぞれの身支度で忙しくなります。家族の朝のルーティングで水回りを使うタイミングが重なることが多いのであれば、洗面所の空間をできるだけ広くとったり、トイレを1階と2階に2つ設けたりするとストレスなく生活できると思います。
3つ目に、玄関とキッチンの距離が遠すぎるという失敗です。
キッチンは配膳のしやすさやその広さなどに注目しがちですが、実は玄関との距離も重要なポイントです。買い物から帰った時、肉や野菜のような生鮮食品をすぐにしまえないのはなかなか面倒に感じてしまうこともあるのではないでしょうか。
また、まとめ買いをする方にとっては重たいものを持ってキッチンまで運ぶのが大変かと思います。キッチンはできれば玄関の近くに配置し、駐車場の近くに設けて勝手口から荷物を置けるように配置するのもおすすめです。
□水回りで大事な設置場所のポイントについて
各水回りの設置場所について、ポイントを見ていきましょう。
まずトイレで気をつけるべきなのが、食事スペースや来客用の部屋、玄関から目に入る位置に配置しないことです。ダイニングやキッチンの近くだとニオイが気になってしまいますし、来客用の部屋の近くだとニオイに加えて音も気になってしまいます。また、玄関から目に入る位置だと、来客時にトイレの利用がはばかられてしまいます。
なるべく居住スペースとは離れた廊下で、玄関からは直接目に入らない位置に配置するようにしましょう。例えば、玄関入って廊下を曲がった先などがおすすめです。
次に、浴室や洗面所の位置です。
洗濯がしやすい家事動線を考えると、洗濯物を干す場所で浴室・洗面所の設置場所が変わります。庭で洗濯物を干す場合には、浴室や洗面所は1階のすぐ庭に出られる位置に設置した方が便利です。一方、ベランダで干したいという場合であれば、2階や1階の階段近くに設置するのが便利でしょう。
□まとめ
水回りの配置には、生活動線や使い勝手の関係からいくつか注意点があることが分かります。注文住宅をお考えの小山市にお住まいの方は、何かお困りのことがありましたらぜひ当社までご相談ください。誠実かつ丁寧に、皆様の快適なお家づくりのサポートをさせて頂きます。