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■ 2022/05/02

投稿者: マレアハウスデザインスタッフ

ガレージハウスの事例を予算別に紹介します!

目次

住宅内部にガレージを組み込んだ間取りのことをガレージハウスと言います。
「名前は聞いたことがあるけど、詳しくは知らない」
「費用が気になっている」
新築検討時にこのようにお考えの方もいらっしゃると思います。

そこで今回は、ガレージハウスの魅力や予算ごとの事例をご紹介します。
宇都宮市・栃木市・小山市周辺で家づくりをご検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。

□ガレージハウスの特徴と魅力

ガレージハウスとは、住宅内部にガレージを組み込んだ住宅のことで、「インナーガレージ」や「ビルトインガレージ」とも呼ばれます。魅力は、主に以下の3点です。

・車を守れる
・趣味の空間として使える
・固定資産税を抑えられる

ガレージハウスの1つ目の魅力は、車を守れることです。
外に車を駐車していると雨風は防げませんし、場合によってはイタズラを受けたり盗難に遭ったりすることもあります。ガレージハウスであれば、壁やシャッターで4面を完全に囲うことができるので、このような被害から大切な車を守れます。

2つ目の魅力は、趣味の空間としても活用できることです。
ガレージのシャッターを閉めることで、外からの視線を遮断できるため、自分だけの空間として使えます。愛車のカスタマイズを楽しむのも良いですし、アウトドア用品を収納するのも良いでしょう。さまざまな自分だけの使い方を楽しめるのがガレージハウスの魅力です。

3つ目の魅力は、固定資産税を抑えられることです。
ガレージハウスは延床面積の5分の1までの広さがあれば容積率から除外されるため、車庫を建築する場合と比べて費用を抑えられる場合があります。詳しくは専門の知識が必要になりますので、お気軽に当社までお問い合わせください。

□ガレージ部分にかかる費用や坪数

*ガレージの坪数の目安

ガレージ部分に必要な坪数は車1台に付き4~5坪ほどとされています。実際には、軽自動車であれば4坪、普通自動車であれば4.5坪、少し大きめの車であれば5坪がそれぞれ目安です。坪数を考慮して、少し広めの土地を購入することが大切です。

*ガレージハウスの費用

土地にかかる費用は、坪単価を全国平均の33万円と仮定すると、車1台に付き165万円となります。もちろん車を2台駐車するなら、330万円かかります。ガレージハウスのガレージ部分の建築費は、1坪当たり50~80万円が一般的とされています。そのため、車1台につき建築費は250~400万円かかります。土地代と建築費を合わせると、車1台に付き415~565万円が目安です。

ガレージハウスの費用が高い理由は、住居の耐久性や耐震性を考慮するためです。また、これらの価格は変動します。特に土地の値段は、立地によって大幅に変わります。あくまで目安として参考にして、実際にガレージハウスの新築を考える際は土地探しの段階から住宅会社に確認するのがおすすめです。

□ガレージハウスの事例を予算別にご紹介!

ここでは予算別にガレージハウスの事例をご紹介します。
ただし、土地代は含まない価格での紹介となりますので、注意してください。

*1500万円の事例

予算1500万円の場合、ガレージ部分にあまり坪数を割けません。ただし、バイク用のガレージハウスを作ることは可能です。バイクは盗難被害に遭いやすく、ガレージの防犯性を発揮できます。そのため、バイク好きの方にはおすすめの間取りです。

バイク専用ガレージのすぐ隣に玄関を置けば、ガレージから家に入るまでの移動をスムーズにできるでしょう。収納設備の部分からリビングに直接つなげるのも良いですね。このような工夫をすれば、住みやすいガレージハウスにできます。バイク専用にすれば、車を駐車するほどのスペースもいりません。バイク好きの方はぜひ検討してみてください。

*2000万円の事例

2000万円であれば、場合によっては車を2台停められるガレージハウスにできるでしょう。例えば、緑豊かな地域に馴染む古民家風のガレージハウスにすることで、スタイリッシュなガレージが伝統的な外観のアクセントとなります。機能性もあるため、見た目と使いやすさの両立が達成されています。

また、この方はビルトインガレージから書斎につなげ、家に帰ったらすぐにくつろげるようなこだわりも取り入れていました。ただし、この方は3人家族です。4人家族の場合は、居住スペースをより広く確保する必要があるのでガレージを1台分にするといったことが必要になるでしょう。

他に2000万円の予算でガレージハウスを建てた方は、屋根を比較的コストを抑えやすい片流れ屋根にするという工夫をしています。こだわる部分があれば、こだわらない部分で費用を抑えるのも良い方法です。

*2500万円の事例

予算が2500万円であれば、3~5人くらいで住めるガレージハウスが建てられます。
ここでは2つの事例を紹介します。

1人目は、5人家族でお子様が3人いる方の事例です。
1階には車を1台分停められる車庫と、そこから直接つながる玄関、リビングや風呂場といった間取りとなっています。そして2階部分には3室の子供部屋と、1つの主寝室があります。ポイントは、ガレージと玄関が繋がっており、雨や雪などの日に便利であることです。また、キッチンから洗濯場までの動線も良く考えられており、住みやすさも十分にある家となっています。

2人目は、和モダンのガレージハウスの事例です。
1階部分はガレージと玄関が繋がっており、他には広いリビング、リビングからつながる和室、洗面所や風呂場といった間取りになっています。2階部分には3部屋の洋室があり、3~5人の家族で住めるでしょう。ポイントは、ガレージと玄関を繋げる、リビングと和室を繋げるといったように、動線がよく考えられた間取りになっている点です。また、1階のあらゆる場所にクローゼットが設置され、物が散らからないような工夫もされています。

*3000万円の事例

3000万円であれば、複数のこだわりを取り入れたガレージハウスを建てられます。屋根の部分に太陽光発電のためのソーラーパネルを設置するのも良いですし、吹き抜けやリビング階段といった間取りを住宅内に取り入れるのも良いでしょう。ただし、費用については依然として考える必要があります。オプションを取り入れすぎないこと、何より動線を大事にすることを意識しましょう。

*3000万円以上の事例

3000万円以上の予算があれば、さらに選択肢の幅は広がります。地下室を作ってそこに駐車スペースを作ったり、リビングからガレージが見られるようにしたりと、好きな間取りを検討できるでしょう。

□ガレージハウスの注意点とは?

1つ目は、シャッター選びです。
ガレージのシャッターは家の外観の一部となるため、デザインを重視する方は多いです。しかし、デザイン選びに没頭するあまり機能性を考えないと、すぐに劣化してしまいます。同様の理由で、費用面のみを重視するのもおすすめはしません。

機能に関して見ておきたいのは、「腐食耐性」や「利便性」です。実際の素材としては、スチールは錆びやすいです。錆びにくい素材としては、アルミやステンレスが挙げられます。

2つ目は、シャッター開閉の騒音や振動です。
ガレージのシャッターの開閉音や車のエンジン音は、想像以上に家に響きます。そのため、ガレージの近くに寝室を配置しない、音が静かなシャッターを選ぶといった工夫が求められます。音は、シャッターの開閉方式によって左右されます。巻き上げ方式の場合音は大きく、オーバースライダー方式の場合音は小さくなります。

□まとめ

今回は、ガレージハウスの魅力や費用相場、事例、注意点をご紹介しました。ガレージハウスは非常に魅力的である一方、間取りの工夫や費用を一考する必要があります。自分たちの理想の生活のために、間取りを考えるようにしましょう。当社ではお客様の要望に沿った家づくりをお手伝いしています。ガレージハウス以外のことでも、お気軽にご相談ください。

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