Pagetop

メガメニュー を閉じる

Staff blogスタッフブログ

■ 2023/03/02

投稿者: マレアハウスデザインスタッフ

平屋にインナーバルコニーを作ろう!メリットやデメリットをご紹介!

目次

近年、平屋でインナーバルコニーが人気を集めています。機能性があるだけでなく、すっきりとした外観になることが人気の理由の一つです。そんなインナーバルコニーを家づくりに取り入れようとお考えの方も多いでしょう。ワンフロアの平屋は全ての生活場所が1階となり、プライバシー面も気になるところです。しかし、平屋にインナーバルコニーを設置することでその悩みを解決できるのです。

今回は平屋のインナーバルコニーが人気の理由やそのメリット、デメリットなどをご紹介します。

□そもそもインナーバルコニーとは?

「建物の内側にあるバルコニー」をインナーバルコニーと言います。通常のバルコニーは床部分が外に飛び出していますが、インナーバルコニーの場合は、バルコニーが飛び出していません。そのため、壁と屋根があるバルコニーと表現できるでしょう。

また、ベランダは屋根がありますが、建物の外側に飛び出しているものをベランダと言います。外壁から飛び出しているため、周囲は手すりや腰壁で囲まれているのです。

*平屋でもインナーバルコニーは作れる

平屋でもインナーバルコニーのような空間を作れます。昔の和風住宅のように、庇(ひさし)を長くして、風と光をうまくコントロールした室内と室外の中間領域を作るイメージです。

*サンルームとの違い

サンルームとは、壁や天井がガラス張りになった部屋のことです。そのため、窓やドアを閉めれば居室として使用できます。雨や風の影響を受けないため、室内干しのスペースや半屋外のリビングとして使用されます。一方、インナーバルコニーは外に面している場所であるため、通常は窓をつけません。日差しを遮るためといった特定の目的によってターフやブラインドなどを設置します。

□平屋のインナーバルコニーが人気な理由

1つ目は庭の代わりになることです。

庭を設置するスペースがなくても、インナーバルコニーを設置することで、家庭菜園や植物を育てたりできます。使い道がたくさんあるため、まずは気軽にできることから始めると使用頻度も高くなるでしょう。また、リビングの延長線上に設置することで部屋をより広く見せられます。

2つ目は使い方がたくさんあることです。

インナーバルコニーは家の中にあるかのように使える不思議なスペースと捉えても良いでしょう。設計時に奥行きのあるインナーバルコニーを作ることで、洗濯物を干したり、もう一つのリビングのように使ったりするなど、自由に活用できるでしょう。

3つ目はプライバシーが守られた空間ができることです。

インナーバルコニーは家の中にあるため、周りの人の目に触れることも少なく、プライバシー面でも安心して使用できます。普段の疲れを癒すためにゆったりとした時間を過ごすのも良いでしょう。特に、平屋では外から見えない空間を作ることが必須になるため、インナーバルコニーの人気が高いのです。

□インナーバルコニーのメリットについて

1つ目のメリットは、屋根があるため用途が豊富なことです。

インナーバルコニーは半屋内の空間であるため、天候に左右されずに洗濯物を干せます。また、暴風の場合以外は雨風が入ってこないようになっているため、雨に濡れる心配をすることなく使用できます。

2つ目のメリットは、開放的な空間を作れることです。

インナーバルコニーをリビングの延長線上に設置することでより広々としたスペースを作れます。また、屋内の庭のように使用でき、リビングと一体化することで使用頻度も高くなるでしょう。テーブルや椅子を設置し、読書スペースやお酒を楽しむスペースなどに活用することでより素敵な空間を過ごせます。

3つ目のメリットは、一つの空間として使用できることです。

インナーバルコニーは屋根があるため、家庭菜園を楽しめるだけでなく、ソファを設置してゆったりとした時間を過ごせます。また、夏はインナーバルコニーで食事を楽しむのも良いでしょう。

4つ目のメリットは、安定性があり災害時も安心できることです。

インナーバルコニーは建物の内部に設計されているため、構造的にも安定します。また、災害時でも安心できる設計も可能です。近年は災害が多いため、災害時にも安心できることは重要なポイントです。

□インナーバルコニーのデメリットについて

1つ目のデメリットは、通常のバルコニーと比べて費用がかかることです。

インナーバルコニーは、通常のバルコニーよりも施工費用が高くなります。対策として、事前にハウスメーカーの担当者に確認しておくと費用面でも安心できるでしょう。

2つ目のデメリットは、インナーバルコニーが床面積に含まれるため固定資産税がかかることです。固定資産税とは、所有している土地や家屋に対して支払う義務がある税金のことを指します。一般的なベランダやバルコニーは奥行きが2メートル以下であれば、床面積に含まれません。

一方で、インナーバルコニーは屋根があり、建物の内部として扱われるため床面積に含まれます。固定資産税が発生する場合がほとんどであるため注意しましょう。

3つ目のデメリットは、間取りが制限される可能性があることです。

インナーバルコニーには屋根や壁があるため、設置する場所によっては寒かったり、日当たりが悪くなったりすることがあります。採光をしっかりと確保できるように設計することが大切です。

また、隣家との距離が近く、風や光を十分に取り込めないケースもあります。インナーバルコニーをどのような用途で使用するのか、事前に計画を立てておきましょう。

□平屋にインナーバルコニーを設置する際の注意点とは?

1つ目は目的に合わせた間取りを考えることです。

インナーバルコニーを設置する際には、どのような目的で使用するのかをしっかりと考えることが大切です。例として、洗濯物を干す場所として利用するケースを考えます。洗濯物を乾かすときは風通しが良く、南向きの間取りがおすすめです。十分な広さがあり、日当たりが良いかを事前に確認しましょう。

2つ目は用途に合わせて水道や手すりの設置を検討することです。

インナーバルコニーは外のほこりや砂が溜まりやすいため水道を設置すると掃除しやすくなります。また、手すりがあれば布団を干す時も布団バサミが使用できます。さらにコンセントも設置しておくと照明をつけるときに便利でしょう。用途に合わせて、必要な備品の設置も考えておきましょう。

3つ目は台風に備えてアイテムを収納する場所を確保しておくことです。

インナーバルコニーにものを放置しておくと、悪天候の際に危険になります。そのため、使用しないときは収納できるように収納スペースを確保しましょう。インナーバルコニーが狭くなる場合は、室内でも良いでしょう。

ただし、インナーバルコニーと室内の収納スペースの距離が遠いと、アイテムの出し入れが面倒になってしまいます。そのため、出し入れしやすい動線を考えると負担が少なくなるでしょう。

□まとめ

今回は平屋のインナーバルコニーが人気を集めている理由やメリット、デメリットなどをご紹介しました。平屋のインナーバルコニーは庭の代わりになったり、プライバシーを守れる空間として活用できたりするため人気を集めています。多くのメリットがある一方で、費用や固定資産税がかかるなどのデメリットもあるため慎重に検討しましょう。宇都宮市・栃木市・小山市周辺で平屋の建設をお考えの方は、ぜひ当社までお問い合わせください。

ページの先頭へ戻る