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■ 2017/01/18

投稿者: マレアハウスデザインスタッフ

尺・メーター

目次

こんばんは施工管理担当の廣瀬です。   京間、関東間、・・・ メーターモジュールと尺モジュールがあります。 当社では木造の場合、尺(910mm)モジュールで基本的にプランを考えています。 その他に京間と関東間というものが … “尺・メーター” の続きを読む

こんばんは施工管理担当の廣瀬です。
 
京間、関東間、・・・
メーターモジュールと尺モジュールがあります。
当社では木造の場合、尺(910mm)モジュールで基本的にプランを考えています。

その他に京間と関東間というものがあります。本当の意味ご存知ですか?

京間(本間)というのは畳サイズが6.3尺×3.15尺(1910mm×955mm)の「畳割り」で寸法を決めることです。
柱芯で考えると畳のサイズに柱のサイズを加えますから、柱が120mmだとすれば、柱芯は985mmモジュール、(柱寸法が105mmなら柱芯は980mmモジュール)ということになります。つまり、柱サイズ(壁厚)によって、柱芯(柱間隔)の寸法は変わります。

関東間(江戸間)というのは「柱芯」を尺モジュール(910mm)の「柱割り」で寸法を決めることです。一番一般的で当社も採用しています。
畳のサイズは柱のサイズを引きますから、柱寸法が120mmだとすれば、畳サイズは1760mm×880mmとなります。(柱寸法が105mmなら畳サイズは1767.5mm×883.75mm)。つまり、柱サイズ(壁厚)によって、畳のサイズは変わります。

まとめると

京間(本間)=1.05尺(955mm)の畳割りが基準 ※壁内法基準
       ※柱割りで考えると約985mm

関東間(江戸間)=1尺(910mm)の柱割りが基準 ※壁芯基準


 現在は全国的に関東間の尺モジュール、若しくはメーターモジュールが主となっています。京間で考えることは稀です。また、多くの建材は尺モジュールを基本としてつくられているので、尺モジュール以外で考えると材料の無駄が出やすくなる欠点があります。

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