廊下の無い家とはどのようなものなのでしょうか。
注文住宅を検討中の方で、廊下の無い家にしようとしている方は多いと思います。
そのような方は、廊下の無い家のメリットやデメリットについて整理したいですよね。
そこで今回は、具体的に廊下の無い家について見ていきましょう。
□廊下の無い家のメリットとデメリットとは
家には廊下が付きものとされてきましたが、近年では、そのような常識にとらわれない方もいらっしゃいます。
家の間取りを考える際に一度、廊下の無い家を検討してみましょう。
常識にとらわれずに考えることで、ご自身の理想に近づくかもしれません。
ここでは、廊下を無くすことのメリットとデメリットを紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
*廊下の無い家のメリット
1つ目は、家の中を広く使えることです。
通路として使われるはずだったスペースが、そのまま生活スペースとして使えるため、LDKは広く使えます。
土地に限りがある中で室内を広く使いたい場合には、良い方法と言えるでしょう。
2つ目は、動線が短縮されることです。
通路のみのスペースがなくなるため、生活のための動線は短くなります。
そのため、効率的に室内の移動ができるでしょう。
3つ目は、家族が顔を合わせる機会が増える事です。
廊下が無いため、どこへ行く場合でもリビングを通る必要があります。
自然と会話も増え、生活が楽しくなるでしょう。
*廊下の無い家のデメリット
1つ目は、プライベート空間の確保の難しさです。
特に、外から人が来た際は、玄関を開けると部屋の中が見えてしまいます。
2つ目は、音や臭いが気になることです。
部屋の間の隔たりがないため、生活音や料理の臭いが家全体に広がりやすく、ストレスが溜まることがあるかもしれません。
□廊下の無い家を作るためのポイントとは
廊下の無い家を実現するためには、LDKの中に動線を作ることを意識しましょう。
廊下がない場合でも、生活の際には移動は欠かせませんよね。
そのため、LDKが廊下の役割を兼ねる必要があります。
また、階段の位置には注意しましょう。
階段は、基本的に家の真ん中に配置する必要があります。
1階と2階の動線が短くなれば、廊下を無くす、もしくは減らすことに繋がります。
□まとめ
廊下の無い家について解説しました。
魅力としては、動線が短くなることや、部屋が広く使えることが挙げられます。
注意点としては、生活音や臭いが気になることが考えられます。
廊下を無くすためには、LDKの中に動線を取り入れる事を意識しましょう。
この記事で紹介した点を整理し、ぜひ検討してみてください。