「コロナウイルスの影響で、在宅ワークの機会が増えている」
「注文住宅には、集中できるワークスペースを設けたい」
宇都宮市に注文住宅を建てる予定で、このようにお考えの方も増えているのではないでしょうか。
いまは出社している方でも、これから在宅ワークになる可能性は誰にでもあるご時世です。
時代に合った快適なワークスペースを、家の中に確保しておくと安心です。
そこで今回は、自宅内に快適なワークスペースをつくるために押さえておきたい点について解説します。
□在宅ワークを快適にするために押さえたいポイント
*プライベートと仕事を混ぜない
ダイニングやリビングといった普段ゆっくりとくつろぐ場所は、仕事場には向きません。プライベートと仕事の切り替えが難しく、だらだらと時間を過ごしてしまうことにつながるからです。
生活で使う道具と仕事で使う道具は区別し、仕事用の机や椅子を準備するのがおすすめです。
周囲の生活音が気になる場合は、ヘッドホンスピーカーを使用しましょう。
*仕事に要らないものは、目に入らない場所に置く
自宅にはテレビやゲームをはじめとする娯楽や趣味に関連したアイテムがあり、誘惑であふれています。ワークスペースには筆記用具やパソコンといった仕事に必要なものだけを置くようにしましょう。オフィスと同じような、集中できる環境をつくることを意識したいですね。
*植物を配置する
観葉植物の緑には集中力アップやリラックス効果、目の疲労を癒す効果があります。
これらの効果は、植物が出すマイナスイオンの働きや目に映る緑の量の割合が高まることによってもたらされます。ワークスペースには観葉植物を置き、仕事をするのに快適な環境をつくりましょう。
□ワークスペースの種類
ワークスペースの種類を4つ紹介します。
1つ目は、完全個室型のワークスペースです。
プライベートな空間と完全に分かれた個室型のワークスペースでは、オンとオフを切り替えやすいです。また、個室の壁にリビングが見える室内窓を設置することで、集中しながらも家族との繋がりを感じながら作業ができます。
2つ目は、半個室型のワークスペースです。
個室のワークスペースの確保が困難な方や、個室を窮屈に感じてしまう方におすすめです。仕切りはあるものの、完全に分離した空間ではないので、圧迫感なく開放的に作業ができます。
3つ目は、オープン型のワークスペースです。
リビングやダイニングの隅にデスクやカウンターを設けるタイプです。家族と一緒の空間でゆったりと仕事をしたい方や、家事の合間に作業をしたい方におすすめです。
4つ目は、階段下型のワークスペースです。
階段の下のデッドスペースをワークスペースとして有効活用できます。階段の形や種類に応じて、半個室やオープンなどのさまざまなスタイルにできます。デッドスペースを活用できるので、スペースの確保にお困りの方特におすすめのスタイルです。
□まとめ
自宅にワークスペースを設ける場合は、プライベートと仕事の区別ができる環境を目指すことが大切です。
ワークスペースに植物の緑を取り入れることで得られる効果を、ぜひ体感してくださいね。
ワークスペースの種類を知り、自分のニーズに合った快適な仕事環境を自宅につくりましょう。