注文住宅をお考えの方で、玄関ポーチについて詳しく知りたいという方はいらっしゃることでしょう。玄関は「住宅の顔」とも言われる大切な場所ですから、こだわりをお持ちの方も多いと思います。
そこで今回は、玄関の使い勝手や印象を大きく左右する玄関ポーチについて詳しく解説します。
□玄関ポーチとは?
玄関ポーチについて詳しく解説する前に、この言葉が指す部分を明確にしておきましょう。玄関ポーチとは、玄関外側の壁から庇(ひさし)が出ている下の部分を指します。玄関の外側部分を指すので、外玄関と呼ばれることもあるようです。
玄関ポーチの役割は大きく2つに分けられていると言われているので、それぞれ解説していきましょう。
まず1つ目は、雨よけとしての役割です。
雨が降っている時に傘を指すタイミングを間違えてしまうと、服が濡れたり汚れたりしてしまいますよね。しかし、玄関ポーチは、外出する時は傘を開く場所として、帰宅した時には傘を畳む場所として利用できるため、そのような問題も解決できます。
また、外から直接雨や雪が入り込んでしまうことも防げるので、家の中に汚れが入りにくくなるといったメリットもあります。
そして2つ目は、気持ちを切り替えるスペースとしての役割です。
例えば、道路から直接内玄関に繋がっている構造の玄関の場合、家を出るといきなり外の目に晒されるので、気持ちの切り替えが難しいですよね。そこで、玄関ポーチを設けておくと、家から出る時や帰ってきた時にちょっとした「間」が生まれるので、気持ちが切り替えやすくなると言われています。
□玄関ポーチを設置する際の注意点を紹介します
玄関ポーチを設置する際には、「広さ」と「配置」に注意して考えると良いでしょう。
1番に着目すべきは、玄関全体の敷地面積についてです。
広いに越したことはありませんが、玄関ポーチに使える面積には限りがありますよね。広さによって全体の印象や使い勝手は大きく変わってしまうので、バランスの良いサイズ感になるように工夫することをおすすめします。
また、配置というのは、外階段を設置する場合に出てくる問題です。
ポーチが広すぎると階段部分に使う面積が狭くなって急な階段になってしまいます。その一方で、ポーチが狭すぎると階段部分はゆったりしますが、玄関のドアを開けにくくなったり、雨が入りやすくなったりしてしまいます。それぞれのバランスを考えた理想的な配置を、打ち合わせの時に相談すると良いでしょう。
□まとめ
今回は玄関ポーチについて詳しく解説しました。魅力的な玄関ポーチを作るためにぜひ参考にしていただければ幸いです。また、当社ではデザイン性の高い注文住宅づくりのサポートを行っています。宇都宮市周辺で住宅の購入を検討されている方は、お気軽に当社までご連絡ください。