「注文住宅にスケルトン階段を取り入れるかどうか検討している」
このようにお悩みの方はいらっしゃいませんか。
スケルトン階段のある建物は非常におしゃれですが、実際住み続ける住宅となるとデザイン性だけでなく快適さも重視したいですよね。
そこで今回は、スケルトン階段のメリットとデメリットについて詳しく解説します。
□スケルトン階段のメリットとは?
ここでは、スケルトン階段のメリットを3つご紹介します。
1つ目は、開放感の溢れる空間を演出できることです。
階段の圧迫感がなくなり、部屋の空間を広く見せられるので、狭いフロアやスキップフロアなどに適しています。
2つ目は、家族のコミュニケーションが活発になることです。
これは主に、スケルトン階段を含むリビング階段のことを指しています。吹き抜けのような空間ができて共有空間が広がるため、家族とコミュニケーションがしやすくなりそうですね。
3つ目は、インテリアのアクセントになることです。
蹴込板(足を乗せない垂直部分)のないスケルトン階段は、普通の階段と一味違うインテリア性を表現できます。おしゃれで上品な雰囲気を演出してくれることでしょう。
□スケルトン階段にはデメリットもある?
このように多くのメリットを持つスケルトン階段ですが、その一方でデメリットも存在します。どんな部分に気をつけて対策が必要なのかも含めてご紹介しましょう。
1つ目は、転落の危険性です。
これは特に、小さなお子様やペットがいらっしゃる場合に考慮したいポイントです。
小さなお子様やペットは、段と段の間や手すりの隙間から落ちてしまう危険性があります。そのため、登り口にベビーゲートをつけたり、転落防止のネットを貼ったりするといった対策をしましょう。
2つ目は、階段下が活用しにくいことです。
一般的な階段(箱型階段)の場合は、階段下を収納にしたりトイレにしたりといった活用方法が見られますが、スケルトン階段ではその活用方法が狭まります。しかし、そのオープンな階段下を活かして、ちょっとした作業スペースにしたりディスプレイ収納を置いたりなど、活用方法は他にもまだあるので、担当者の方と相談しながら考えてみると良さそうですね。
3つ目は、下から見えてしまうことです。
スカートを履かれる方などは、スケルトン階段を登り降りすると下から丸見えになってしまう可能性があります。これは、来客時などに下から見える心配がないよう、階段の角度や位置を工夫することで対策できます。
□まとめ
スケルトン階段には開放感を得られるといったメリットもある一方で、転落の危険性といったデメリットも存在します。しかし、それらの要点をしっかりと把握して対策することで防げることも多いので、ぜひ今回の記事を参考にしてみてください。
また、小山市周辺で注文住宅をご検討中の方はお気軽に当社までご連絡ください。