宇都宮市に在住の方の中には、2階リビングを耳にしたことがある方もいらっしゃるでしょう。
「リビングは1階にあるものじゃないのか。」
このような反応をされることがほとんどですが、2階にリビングを設けている住宅も存在します。
そこで今回は、2階リビングとはどのようなものなのか、またその注意点について解説します。
ぜひ注文住宅を考える際の参考にしてみてください。
□2階リビングとはなにか
2階リビングとは、その名の通りリビングを2階に設ける間取りのことを指します。
2階リビングには以下のような2つの特徴があります。
1つ目は、リビングが開放的な空間になることです。
2階リビングの間取りにすることで、1階リビングの場合に比べ、日当たりと風通しの良さが期待できます。
リビングは日々家族みんなが集う場所なので、人の熱気などにより空気が悪くなりがちです。
風通しがよくなることによって、より快適にリビングでの家族団欒を楽しめるかもしれませんね。
2つ目は、プライバシーが守れることです。
特に住宅街などでは、近隣の家からの視線が気になります。
1階にリビングがある家がほとんどなので、近隣の家にお住まいの方々は1階で日常生活を送っていることが多いでしょう。
そこで2階リビングにすることで、近隣の家のリビングと対面することがなくなり、リビングがプライバシーの保たれた空間になります。
また、家の前の道を歩く歩行者などからもリビングの中が見えにくくなるため、防犯面でも安心です。
□2階リビングの注意点とは
ここでは2階にリビングを作る際の注意点を3つご紹介します。
1つ目は、2階への移動が増えることです。
リビングを2階に設けると、間取りによってはお風呂やトイレに行くために1階に移動しなければならない可能性があります。
リビングの位置を考えると同時に、他の部屋の間取りも一緒に考えておく必要があります。
小さなお子様やご高齢の方がいらっしゃるご家庭は、特に移動の導線を考慮した間取りにしたいものです。
ライフスタイルやご家族にあったご提案をさせていただくので、ぜひご相談くださいね。
2つ目は、夏の室温が高くなることです。
2階リビングは日射が強いため、夏場には室温が高くなることが想定されます。
方角によっては、直射日光を遮る工夫や熱がこもらない工夫が大切です。
特に、日中家にいる時間が長いご家族にとっては、熱中症対策のためにも空気の流れがよくなるような間取りを一緒に考えていきましょう。
3つ目は、家具や家電の大きさが限られることです。
家の構造上、そもそも2階へと大きめの家具家電を運ぶことが不可能な場合があります。
特に、近隣住宅との距離が近い場合は、窓から家具家電を搬入するのが困難になります。
現在使っているソファや冷蔵庫が玄関から2階へ搬入できるのかは、事前に確認することが大切です。
□まとめ
今回は、2階リビングについて特徴と注意点を解説しました。
2階にリビングを作ることで開放感が生まれ、プライバシーの確保や防犯面でも安心できます。
一方、2階だからこその注意点もありますので、2階リビングを検討される方はお気軽に当社までご相談くださいね。