「和室をできるだけおしゃれに仕上げたい。」
「和室はフラットタイプと小上がりタイプとどっちがいいの?」
このように和室に対して希望や疑問をお持ちの方もいらっしゃることでしょう。
そんな方にぜひおすすめしたいのが、小上がり和室です。
この記事では小上がり和室のメリットと作る際のポイントを解説します。
□小上がり和室のメリット
小上がり和室とは、リビングとの間に段差が設けられた高さのある和室のことを言います。
和風洋風などあらゆる家にマッチすると言われているので、近年は注文住宅で導入をご検討される方が増えています。
✳︎収納スペースが増える
まず、収納スペースが増えるのがメリットとして挙げられます。
小上がり和室の段差を利用すると、畳の下にうまく収納スペースを作り出せるのです。
小上がり和室を子供の遊びスペースに利用する場合は遊び道具を、寝室にする場合には寝具を収納すると便利です。
フラットな和室では生まれない収納スペースなので、小上がりならではの魅力ですよね。
✳︎段差を利用してリラックスできる
小上がり和室の段差に腰掛けてリラックスできるのもメリットです。
例えば、高齢者が利用する場面を考えてみましょう。
高齢者にとってはフラットな和室で長時間座り続けるのは大変です。
小上がり和室であれば、疲れたときに段差を利用して、ストレスなく腰掛けられます。
また、日々慌ただしく家事をしている最中に急に電話がかかってきたり、ちょっと休憩したいというときに、ソファ以外に腰掛けられる場所があるのは何かと便利ですよ。
□小上がり和室を作る際のポイント
小上がり和室のメリットを紹介しましたが、注意するべきポイントもあります。
せっかくの魅力が台無しになりかねないので、以下の3つのことには注意しましょう。
1つ目は、和室にはダニが集まりやすい点です。
これは小上がりかフラットかに関わらず、畳ならではの注意点になります。
畳の隙間に小さなゴミが溜まって放置していると、ダニが発生する原因になってしまいます。
そのため、畳はこまめな掃除を心がけてフローリング以上に衛生面に気をつける必要があります。
汚れがたまらないように、畳の上にカーペットを敷くのも1つの手段です。
2つ目は、こまめなメンテナンスが必要な点です。
定期的にメンテナンスしないと、畳が色あせたり擦り切れたりしてしまいます。
そのまま使い続けると劣化のスピードが早まるため、定期的に天日干ししたり裏返したりといったメンテナンスを行いましょう。
最後は、小上がりの段差を高すぎたり低すぎたりしないことです。
小上がり和室の段差が高すぎると、和室で遊んでいたお子様やペットが足を踏み外したときに危険です。
一方、段差が低すぎると、和室に上がろうとした際につまづく原因になります。
実は、高さがある段差よりも中途半端に低い段差の方がつまづきやすいので注意が必要です。
これに関しては、ちょうどよい高さをご提案いたしますのでご安心ください。
□まとめ
今回は、小上がり和室の魅力と注意点をご紹介しました。
小上がり和室にはメリットがたくさんありますが、その分注意するべきポイントも多いです。
今回紹介したポイントに注意しながら、お客様の理想的な家づくりを成功させましょう。
栃木市で注文住宅をご検討の方は、ぜひお気軽に当社までご連絡ください。