住宅の高い位置に設置する窓のことを「高窓」と言います。
通常の窓とは違うメリットがあるため、現在注目を集めている間取りのひとつです。
では、具体的に高窓にはどのようなメリットがあるのでしょうか?
この記事では、高窓のメリットと注意するべきポイントをあわせてご紹介します。
□高窓のメリットとは
✳︎高いプライバシー性
1つ目のメリットは、人の視線を気にする必要がないことです。
高窓は通常の窓とは違い、人間の視線よりも高い位置に窓を設置します。
そのため、道路から家の中をが見えたとしても、仰ぎ見る形になるので天井しか視界に入りません。
日常生活の中でプライバシーを確保できるため、部屋の中が見えやすい夜間であってもカーテンを開けて夜空を眺めることができるでしょう。
✳︎壁の有効活用
2つ目のメリットは、壁を有効活用できる点です。
通常の窓であれば、手の届く位置に配置されているため、そこにおける家具やインテリアは限られてきます。
しかし高窓であれば、手の届く位置に壁ができるため、そのスペースを活用して家具などを配置できます。
✳︎効率的な換気
3つ目のメリットは、効率的に換気できる点です。
皆さんご存知の通り、温かい空気は上にのぼっていきます。
高窓は高い位置にあるので、じめじめする季節に窓を開けておくと、空気が自然に抜けていってくれるんですよね。
室内の空気が流れて通気性もよくなり、夏場の光熱費の削減になるかもしれません。
□高窓の注意点をご紹介!
高窓のメリットを紹介してきましたが、もちろんメリットばかりではありません。
高窓にも注意するべきポイントが存在するので、ここからは高窓の注意点を2つ紹介します。
1つ目は、掃除が難しいことです。
背が高くない方やご高齢の方にとって、高窓を掃除するのは困難です。
高窓を設置する際には、あらかじめどのような方法で高窓を掃除するのか考えておく必要があります。
2つ目は、高窓の開閉にチェーンを採用している場合、チェーンの垂れ下がりがインテリアの邪魔になる可能性があることです。
高窓を開け閉めする方法には、フックで手動で開ける方法、チェーンで開ける方法、開閉ハンドルで開ける方法、電動のリモコンで開ける方法があります。
チェーン式を採用される場合は、チェーンの紐が常に垂れている状態になるので、気になる方は他の開閉方法の窓を取り入れた方がいいでしょう。
□まとめ
今回は、高窓のメリットと注意点をご紹介しました。
高窓を導入することによって、プライバシーや風通りの良さを確保できます。
一方、通常の窓と比べると開閉が困難になるので対策が必要です。
当社ではお客様のライフスタイルに合わせた快適な家づくりを実現いたします。
栃木市で注文住宅をお考えの方は、ぜひお気軽に当社までご相談ください。