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■ 2021/08/30

投稿者: マレアハウスデザインスタッフ

これからの注文住宅で考えたい、バリアフリー住宅について

目次

「バリアフリー住宅について詳しく知りたい」
「バリアフリー住宅を建てる際のポイントについて知りたい」
宇都宮市で注文住宅をご検討中で、このようにお考えの方はいらっしゃいませんか。
高齢者がいるご家庭や、老後のことを考えた家づくりをしたい方には、バリアフリー住宅がおすすめです。
今回は、バリアフリー住宅の基礎知識について見ていきましょう。

□バリアフリー住宅の基礎知識

バリアフリーの考え方が広まったきっかけは、身体に障害を持っている方や高齢者の方等が、スムーズに生活できる建築物の促進に関する法律が、1994年に施行されたことです。
1996年に住宅金融支援機構がバリアフリー住宅に基準金利を適用させたことから、住宅のバリアフリー化が普及したと考えられています。

元々は、段差などの障壁を排除することを意味していたバリアフリーですが、最近では幅広い意味で使用される言葉となりました。
例えば、物理的な障壁の排除だけでなく、心理的・制度的な障壁を排除することにもバリアフリーという言葉は使われるようになっています。

身体障害者や高齢者が快適に生活を送るためにあらゆる工夫を施した空間が、バリアフリー住宅です。

□バリアフリーの家を建てる際のポイントについて

では、老後も快適に生活を送るためのバリアフリー住宅を新築する際には、どのようなポイントを押さえてくべきなのでしょうか。

*浴室

浴室は、家の中で最も滑りやすくケガをしやすい場所です。
そのため、段差を無くしたり、滑りづらい床材を取り入れたりしましょう。
また、手すりも付けておくと、入浴がスムーズになります。

また、高齢者にとっては冬場のお風呂の寒さは身体にこたえます。
暖かいリビングから急に寒いお風呂場に移動すると、急な寒暖差からヒートショックが発生する可能性もあります。
家の断熱性を高めることが、高齢者にとって快適な生活につながることでしょう。

*トイレ

トイレは1日に何度も利用する空間であるため、スムーズに利用できるかが非常に重要です。
介護が必要な方や車椅子移動の方がいらっしゃる場合は、介助する人や車椅子も一緒に入れる広さを確保しておくと良いですね。
また、引き戸にすることでドアが開きやすくなるのでおすすめです。
内開きのドアは、もしトイレの中で人が倒れている時に外からドアを開けられなくなるので避けるようにしましょう。

*廊下・階段・玄関

廊下と玄関の入り口は、車椅子が余裕を持って通れる幅にしておきましょう。
手すりも設けることで移動がスムーズにできますね。

また、高齢者は夜間にトイレに行く頻度が増えます。
暗闇での転倒のリスクを避けるためにも、廊下や階段にセンサー付きライトを設置することをお勧めします。

玄関や階段では、段差を低くすることでつまずき防止になります。
また、靴下でも滑りにくい素材を選び、誤って転倒することがないよう気をつけましょう。

□まとめ

今回は、宇都宮市で注文住宅をお考えの方に向けて、バリアフリー住宅について解説しました。
老後に備えた家づくりをお考えの方は、バリアフリーの要素を家のあちこちで取り入れておくと安心です。
バリアフリー住宅をお考えの方は、お気軽に当社までご相談ください。

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