注文住宅を検討中の方で、玄関の間取りの決め方について悩んでいる方はいらっしゃいませんか？玄関は家の顔であり、使用頻度の多い分、納得できる空間にしたいですよね。そこで今回は、玄関づくりで重要な間取りについてご説明いたします。

□玄関の間取り失敗例と対策について

今住んでいる家の玄関で不満に思う点や、改善したい点はありますか？賃貸や建売住宅は既に玄関の間取りが決められているため、生活してみると「もっとこうだったらいいのに」という点が出てくることがあります。注文住宅でこのようなことが起こらないよう、玄関の間取りでの失敗例と対策をご紹介いたします。

まず、玄関の広さについてです。居住スペースを広くしたくて玄関を狭く設計したことにより、玄関を使うときにストレスを感じているという失敗例があります。

玄関には、靴や車用品の他、趣味のゴルフバッグや子ども用品など、収納する物が意外とたくさんあります。家族の所有物や、玄関に置きたい物をあらかじめ検討してから収納スペースを確保することで玄関と収納の広さを調節することができます。

また、小さいお子様がいるご家庭ではベビーカーや三輪車、高齢者がいるご家庭では車椅子年齢など、大きな物を置くスペースが必要になる場合があります。その場合は、収納の下部をフリースペースにしておき、吊り戸棚のような形で収納棚を設置することを検討するのも良いでしょう。収納の下部がフリースペースであるため、玄関を広く見せることもできます。

次に、玄関の床の汚れについてです。玄関を明るく見せようと、白色やベージュのタイルにして、汚れが目立ってしまうという失敗例があります。

玄関は毎日出入りする場所であり、靴についた土や泥、ほこりなどで床がすぐに汚れてしまい、毎日掃除するのも大変です。そのような場合は、グレーやブラウンなど汚れが目立ちにくい色を検討されてみてはいかがでしょうか。グレーは砂埃が目立ちにくく、ブラウンは土汚れを隠してくれます。

床の色が暗いと玄関の雰囲気が暗くなってしまわないか心配という場合は、玄関の天井を高くしたり、吹き抜けにして窓を設けたりすることで開放感のある、明るい雰囲気にすることができます。

□おすすめの玄関間取り

次におすすめの玄関間取りを3つご紹介いたします。

1つ目に、玄関スペースにシューズクロークを設置することです。収納スペースとは別で設けることで、玄関に物が溢れにくく、スッキリとした印象になります。

2つ目に、リビングと一体型の玄関です。廊下をなくす分、居住スペースを広く確保することができます。敷地面積が小さい場合にもおすすめです。

3つ目に、インナーガレージを設置することです。インナーガレージがあることで車の乗り降りが楽になりますし、車も傷みにくくなります。

これらはすべて合わせて検討することも可能です。

□まとめ

今回は、玄関づくりで重要な間取りについてご紹介いたしました。

家の顔である玄関でストレスを感じることがないよう、失敗例やおすすめの間取りを参考にしてみてください。小山市近隣で注文住宅を検討されている方はぜひお気軽にお問い合わせください。