Pagetop

メガメニュー を閉じる

Staff blogスタッフブログ

■ 2022/05/22

投稿者: マレアハウスデザインスタッフ

年収800万円の方必見!住宅ローンの借り入れ額の決め方をご紹介!

目次

家を購入する際には、住宅ローンを組む方が多いでしょう。
しかし、住宅ローンは一生に一度の利用であることがほとんどなので、詳しくご存知ない方も多いでしょう。そこで、この記事では年収800万円の方がどのように借入・返済をしていけば良いかを紹介します。ぜひ、世帯年収800万円に当てはまる方は参考にしてください。

□年収800万円の方の借入金額の目安とは?

一般的に、1年間の住宅ローン返済額として言われているのが、年収の25パーセントが目安だということです。つまり、今回想定している年収800万円の方は、年間200万円までを上限として借り入れを行うことになります。

しかし、これは一般的にこのようなことが言われているという話なので、融資の上限ではありません。上限までの借り入れはあまりおすすめしませんが、年収800万円の方であれば年収の35パーセントくらいが上限として融資可能なことが多いです。ただし、この上限借入金額は、ほかの借金がある場合はその金額も返済負担率に含まれるので注意が必要です。また、勤続年数やペアローンかなどによっても変わる可能性があるので、一度事前審査をしてみると良いかもしれません。

借り入れの一般的な返済額や、借入金額が分かったところで、仮に月14万円を返済額と設定したときに、借り入れられる金額を見ていきましょう。住宅ローンの借入金額は、借入方法によって違います。そのため、ここでは2つの方法について説明していきます。

まずは、フラット35の場合です。
フラット35とは、固定金利だと思っていただければ問題ありません。このプランでは、固定金利が1.5パーセントほどで変動することなく発生して、返済するまでの期間としては35年かかります。

次に、変動金利の場合です。
変動金利は、その名の通り、金利が変動するため金利を決めることはできませんが、ここでは変動金利が0.625パーセントだとして計算をしています。そうすると5342万円となり、返済するまでの期間としては35年かかります。

この2つを比べてみると、固定金利と変動金利では借り入れられる金額が、変動金利の方が多いです。
そのため、変動金利がお得だと考える方が多いかもしれませんが、これは金利が変動するため注意が必要です。確実に返済していくためには、4000万円〜4500万円程度のローンを組むと良いでしょう。

□借入金額の決め方とは?

これまで、借入金額の目安をご紹介しました。では実際に借入金額を決める場合は、どのように決定すれば良いのでしょうか。借入金額を決める際の一般的な考え方は、以下の4つです。

・借入金額は多くても年収の5~6倍まで
・返済負担率は25%以内
・単独ローンかペアローンを組む
・頭金は20%~30%払う

*借入金額は多くても年収5~6倍まで

「借入金額は多くても年収5〜6倍まで」という文字を見て、どのようなことを考えるでしょうか。
高すぎるという意見と、低すぎるという意見の2つにきっぱりと、分かれるのではないでしょうか。

それでは、なぜ年収の5〜6倍なのかについて説明していきます。これは、今まで住宅ローンを借りた方のデータが基になっています。ここでは、フラット35で住宅ローンの借り入れをした場合の、年収と借入金額を建てた家別に紹介していきます。

・注文住宅(7.4倍)
・新築マンション(7.0倍)
・新築戸建て(6.8倍)
・中古マンション(5.8倍)
・中古戸建て(5.5倍)

これらのデータを見てみると、新築や注文住宅の場合は、年収の5〜6倍よりも多いではないかと思われるかもしれません。しかし、新築や注文住宅を7倍以上で購入してしまうと、多くの場合は返済期間がかなり長くなります。そのため、借入金額は年収の5〜6倍までをおすすめしています。

*返済負担率は25パーセント以内

これは先ほど目安としてご紹介した決め方になります。一般的には、返済負担率が25パーセント以内であれば無理なく返済できると言われてます。そのため、今回想定している年収800万円の方の場合は、毎月の返済額は160万円〜200万円程度で、月で換算すると13万円〜17万円程度になります。そうすると、35年ローンで約4200万円〜5300万円程度になります。

しかし、ここで返済負担率は25パーセント以内であれば無理がないと説明しましたが、ご家族が多い場合は返済負担率は低い方が安心です。無理のない住宅ローンを組むように心がけましょう。

*単独ローンかペアローンを組む

まず、単独ローンとペアローンについて知らない方向けに、この用語について説明します。
単独ローンとは、1人の年収で住宅ローンを組む場合のことを指します。
ペアローンとは、夫婦2人の年収でそれぞれ組むことを指します。

このときに注意しなければならないことは、ペアローンを組む場合です。ペアローンを組む場合は、1人で年収800万円の場合とは違い、片方が産休や育休などで収入が減ると返済が厳しくなります。2人の世帯収入で住宅ローンを組む場合は、これまでに説明してきた割合よりも低くして、より余裕を持って住宅ローンを組むと良いでしょう。

最後の、「頭金は20%~30%払う」については次の章でご紹介します。

□用意する頭金の平均額とは?

これまで、住宅ローンの借入金額の決め方を見てきましたが、多くの方は住宅ローンの話が出た際に必ず頭金のことを懸念するでしょう。そのため、住宅ローンの頭金をどのくらい用意すれば足りるのか・頭金の平均額はどの程度かということを紹介していきます。

頭金を用意する際に、考えなければならないことは以下の2つです。

・年収倍率や返済負担率を抑える
・手元に資金を残す

これらを踏まえて、頭金をいくらにするべきかを考えると、ベストな状況で住宅ローンを借り入れられます。

頭金とは、はじめに支払うものなので、それは住宅ローンの内訳には入りません。そのため、後の返済負担率を減らしたかったり、年収倍率を減らしたかったりする場合は、頭金を出来るだけ多く用意した方が良いです。しかし、頭金を支払った後に生活がままならなくなってしまっては、別で借金をすることになるので本末転倒です。

そのため、頭金は手元に資金を残しつつ慎重に値を決める必要があります。生活費を6か月分と、お子様がいる場合はその教育資金、直近で予定されているイベントを考慮することで、頭金を決めると良いでしょう。また、国土交通省が出している「令和2年度 住宅市場動向調査」の情報によると、頭金の割合は三大都市圏平均が31.パーセント%、それ以外では26.8パーセントとなっています。

□無理なく返済するための方法

無理なく返済するためには、家族構成・貯蓄・年齢を考慮しましょう。なぜなら、今回想定しているのは年収800万円の方ですが、同じ年収でも様々な状況の方がいるからです。そのため、自分が今置かれている状況、今後置かれるであろう状況を理解してローンを組むことが大切です。

また、借り入れをする時期に「これならいけるだろう」と思って組んだ住宅ローンも、数年後には「やはり少しきつかった」と感じてしまうケースがあります。そのため、住宅ローンを組む際は、自分達の生活に支障をきたさないように頭金や借入金額を設定しましょう。

□住宅購入のタイミングとは?

住宅購入のタイミングはいつでも良いですが、若いうちから借り入れを始めた方が良いです。理由としては、住宅ローンの借入期間が定年退職後にまで続くと、かなり厳しい状況になりかねないからです。

参考として、国土交通省が発表している「令和元年 住宅市場動向調査」によると、戸建て住宅購入者世帯主の年齢として、以下のような統計が出ています。

・30代(46%)
・40代(24%)
・20代(16%)
・50代(10%)
・60代以降(5%)

これらを見て分かる通り、30代〜40代の割合が最も高い傾向になっています。

統計や周りの意見を参考にした上で、自分のライフプランを組み立て、それに沿って住宅を購入してください。

□まとめ

今回は、年収800万円のご家庭の住宅ローンについて見てきました。この記事が、住宅ローンを組む方の参考になれば幸いです。当社は、宇都宮市・栃木市・小山市周辺で施工を承っております。オンライン相談やセミナーを定期的に開いているので、ご興味がありましたらぜひご参加ください。

ページの先頭へ戻る