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■ 2022/06/22

投稿者: マレアハウスデザインスタッフ

おしゃれな平屋を建てるためには?外観と内装の観点から解説します!

目次

せっかく平屋を建てるなら、長い間愛着が持てるおしゃれで快適な住まいにしたいですよね。そのためには、平屋の特徴やいくつかの注意点を知ることが大切です。そこで今回は、おしゃれな平屋を建てためのポイントを外観と内装の観点から解説します。
これから平屋を建てようとお考えの方は、ぜひ参考にしてみてください。

□平屋ってどんな家?

そもそも平屋とは、どういったタイプの住まいかご存じでしょうか。
まずは、平屋についてどういった種類の家なのか、その特徴を見ていきましょう。
 
平屋は1階建てで、全ての生活空間がワンフロアに収まったタイプの家のことです。日本において古くからあるタイプの家ですが、最近ではおしゃれで様々な設計の平屋も増えてきており、たくさんの人から注目を浴びています。最大の特徴としては、2階建て住宅よりも柔軟に間取りを設計できることです。広い土地を活かして中庭を設けるといった幅広いスタイルの平屋があります。
 
そんな今注目を集めている平屋にはどんなメリットがあるのでしょうか。
では、ここから平屋のメリットをいくつかご紹介します。
 
1つ目は、生活する上での負担が少ないことです。
先程も少し触れた通り、平屋には階段がありません。その特徴から、バリアフリー構造にできるだけでなく、上下の移動がないため家事の負担を軽減できます。買った食料品や生活用品を上の階まで運んだり、洗濯物を抱えて上に上がったりする必要がないのです。
 
2つ目は、自由度が高いことです。
2階や3階があると、どうしても間取りを決める上で制約が出てきます。しかし、平屋は敷地の形状に合わせて自由に間取りを設計できます。例えば、リビングからウッドデッキにつながる設計にしたり、中庭を囲むようにコの字型にしたりと様々な工夫を楽しめるでしょう。
 
3つ目は、天井を高くできることです。
2階がない特徴を活かして、屋根の形に合わせて天井を高くすることで、開放感を感じられる住まいにできます。大きな照明を取り入れたり、ロフトを設けて縦方向に空間を利用したりするのも良いでしょう。

□外観をおしゃれにするためのポイントを紹介!

次に、外観をおしゃれにするためのポイントをご紹介します。

*外壁

外壁は最も人目につきやすい部分であり、その家の第一印象を大きく左右します。

例えば、白い外壁を使うことで洗練された雰囲気を演出でき、黒やグレーの外壁はクールな印象を与えるでしょう。また、どういった外壁材を使うかによっても印象が大きく変わります。窯業系のサイディングの場合は、色調やデザインのバリエーションが豊富にあります。外観から温かみを感じたい場合はレンガのような材質を選ぶなど、多くの種類の中からご自身の好みに合ったものが選べます。一方、金属系サイディングボードを使った外壁は、スタイリッシュでシャープな仕上がりになるでしょう。
 
2階建てや3階建てといったように居住空間を縦にできない平屋は、外壁がその家の印象を決めると言っても過言ではありません。そのため、外壁の色、質感選びがおしゃれな住まいを作る上でとても重要なポイントになるでしょう。

*窓・開口部

外壁の他にも、外観で目立ちやすいものが窓です。
外壁の面積が2階建て住宅よりも小さい分、窓が目に付きやすくなります。おしゃれな平屋を作る上で、カーテンやブラインドにもこだわりたいですよね。その家のイメージに合わせて、カーテンやブラインドを選んでみましょう。
 
また、平屋はどうしても外からの目線が気になってしまうため、日当たりを重視しつつもプライバシーをしっかりと確保するためにもカーテンやブラインドのデザインにも注意が必要です。レースを上手く活用したり、ブラインドで遮光を調整したりと工夫してみてください。
 
プライバシーを確保しながらも、室内で明るさや開放感を感じたい場合には、中庭を取り入れるのも良いでしょう。口の字型やコの字型にして中庭を設け、そこに大きめの窓を取り付ければ、外部からの視線を感じずに光や風を取り込めます。また、室内から直接中庭に出れるようにすれば、お子様の遊び場としてだけでなく、ご家族の趣味や来客が来た際のおもてなしの場として活用できます。

□間取り・内装をおしゃれにするためのポイントを紹介!

続いては、間取りや内装をおしゃれにするためのポイントをご紹介します。

*間取り

平屋には、2階部分の重さがかからないため、大空間や大開口を取り入れられます。
特に、仕切りのない大空間LDKが人気を集めています。
 
空間にメリハリをつけたい場合は、ダウンフロアやスキップフロアを取り入れて床の高さを変え、空間の切り替えが分かるデザインにするのが良いでしょう。また、開放感を感じたい場合は、リビングの天井を高くできる勾配天井がおすすめです。さらに、ウッドデッキを活用してリビングと庭を繋ぎ、軒下のような半屋外空間を作ることで、より広さを感じられる間取りになります。
 
とはいえ、開放的すぎてプライバシーを確保できない間取りにならないよう、壁や窓の配置を工夫することも大切です。

*内装

洋風の平屋が増えているものの、やはり高い人気を集めるのが和モダンテイストです。伝統的な日本のテイストを取り入れつつも、モダンな照明と組み合わせることで、一気におしゃれな空間が作り出せます。また、平屋独特の問題である「横に家が広いため中心部まで光が取り入れられない」ことも、中庭を設けたり、天窓を設けたりする方法で解決できます。工夫次第では、内装の大きなアクセントになるので上手に活用していきましょう。

□平屋の間取りで後悔しないためのポイントとは?

次に、平屋の間取りで後悔しないためのポイントをご紹介します。
 
1つ目は、周囲の建物を考慮することです。
平屋の周りに高い建物が建っていると、なかなか太陽光を取り込むのが難しくなってしまいます。そのため、あらかじめ近隣にマンションやアパートがないか、またこれから建つ予定がないか確認することが大切です。後々高い建物が建ってしまうと対策が難しくなるので、あらかじめ天窓を取り入れることも検討しておくのも良いでしょう。
 
2つ目は、プライベートな空間を確保することです。
平屋は外から室内の様子が見えやすくなっているため、プライバシーを確保するための工夫が必要不可欠です。植栽を活用して室内が見えないようにしたり、高い外構を設けたり、中庭を設置したりと外からの視線が入らない対策をしておきましょう。
 
3つ目は、防犯対策をすることです。
ペアガラスや防犯ガラスセンサーライトを設置したり、防犯用の砂利を敷き詰めたりと様々な防犯対策が必要です。
 
4つ目は、風通しを計算しておくことです。
平屋は部屋が横に連続していることから、部屋を区切る壁が多くなり、風通しが良くない家になりがちです。そのため、窓の位置に変化をつけたり、高いところに窓を設置したりするなどの工夫をしましょう。風通しが悪くなると、室内に湿気がこもりカビやダニが繁殖してしまうので注意が必要です。

□まとめ

おしゃれな平屋を建てるためのポイントを外観と内装の観点から解説しました。
快適な暮らしをするためには、デザイン性と機能性の両方が大切になります。見た目のおしゃれさに加えてライフスタイルや今後の暮らしを考慮して家づくりを進めましょう。小山市周辺で平屋を建てようとお考えの方は、ぜひ当社にお任せください。

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