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■ 2022/07/12

投稿者: マレアハウスデザインスタッフ

平屋に住むならウッドデッキがおすすめ!その使い方やメリットをご紹介!

目次

平屋を建てる際にくつろぎのスペースとして活用できるウッドデッキですが、取り入れるかどうか迷われる方も多いのではないでしょうか。「どのように活用するのかわからない」「ウッドデッキの設置費用が気になる」「設置する際の注意点を知りたい」などと、ウッドデッキの設置について詳しく知らない方もいると思います。

 

ウッドデッキは、天然木と人工木があり、費用も異なります。また、どのように使用するのか決まっていなければ、デッドスペースになってしまう可能性もあります。そこで今回は、平屋にウッドデッキを作るメリット・デメリット、ウッドデッキを活用するためのポイント、ウッドデッキのある平屋の間取りの実例などについて解説します。

□平屋にウッドデッキを作るメリット

平屋にウッドデッキを設置すると、さまざまなメリットがあります。

例えば、リビングが広く感じられるのは大きなメリットです。
ウッドデッキは、多くのケースでリビングの隣に設置されます。掃き出し窓を取り入れるとウッドデッキと同じ高さになります。そのため、リビングとの一体感と奥行きが出て広い空間を実現できます。

 

また、テラスリビングとして活用できる点もメリットと言えるでしょう。
ウッドデッキがあれば、室内と外をつなぐテラスリビングとして、くつろぐスペースとしても利用できます。コーヒー・紅茶を飲みながら読書や事務作業をするのも良いでしょう。また、屋外用のテーブルやイス、パラソルなどを置くと、キャンプ場に行かずともバーベキューやパーティーも楽しめます。ウッドデッキを屋上に設置してルーフバルコニーを作るのも一つの方法です。屋上の開放感ある空間を有効に活用できるでしょう。

 

さらに、洗濯物を干せる点も魅力です。
1階にウッドデッキがあれば、洗濯物を干す場所として使用できます。段差を通らずにスムーズに移動できるので便利です。ウッドデッキの設置場所は、日当たりや風通しが良く、洗濯物を干すには最適でしょう。また、​​お布団やシーツなど、運ぶ際に苦労するものでも移動距離を短縮できます。

 

他にも、子どもやペットの遊び場所としても活躍します。
リビングからウッドデッキまで簡単に移動できるので、​​子どもの遊び場所として使用できます。親もリビングから子どもが見えるため、目を離すことなく家事に取り組めます。ペットを飼っているご家庭では、ウッドデッキで遊ばせることも可能です。土が室内に入らず、汚れを気にする必要もありません。万が一、汚れたとしてもウッドデッキ付近に蛇口があれば、ペットの足を簡単に洗うことも可能です。フェンスを設置すれば、リードが不要になります。

 

親御さんにとっては、趣味の場所や収納スペースとして活用できるのもメリットです。
プランターや鉢植えなどのガーデニングやヨガ・ストレッチ、DIY・日曜大工など、趣味の場所としても有効活用できます。また、物置の代わりに収納スペースとしても利用できます。床下収納や側面収納ですっきりとした空間を保ちながら収納が可能です。

□平屋にウッドデッキを作るデメリット

平屋にウッドデッキを設置するメリットを紹介しましたが、デメリットも知っておく必要があります。

1つ目のデメリットは、プライバシーの確保が困難である点です。
多くの平屋では、ウッドデッキを一階に設置します。そのため、門や囲いがなければ、周囲から近所や通行人から家の中が見やすくなりプライバシーの確保が難しくなります。周囲の視線が気になる方は、プライベート空間で落ち着いて過ごすことができません。しかし、門やフェンスなどを設置するとプライバシーの問題も解決するでしょう。

 

2つ目は、定期的なメンテナンスが必要であることです。
木材の種類にもよりますが、雨や風、紫外線などの影響で、色あせや​​腐食が発生します。そのため、経年劣化による定期的なメンテナンスが必要です。ウッドデッキは、外の紫外線や雨にさらされるため、室内の木材より劣化が進みやすいのです。また、ウッドデッキ下は、どうしても空洞ができるため、雑草が生えたり、虫や野良猫が入り込む場合があります。この場合、防水シートや幕板で囲うなどで対策すると良いでしょう。

 

ウッドデッキの天然木は、大きく分けてソフトウッドとハードウッドがあります。ソフトウッドは、​​湿気や雨、紫外線により、1~2年程度しかもたない場合もあります。一方で、​​​​ハードウッドは約15年程度です。ウッドデッキを長持ちさせるには、耐腐朽性の強い木材や防かび性能があるものを選ぶと良いでしょう。

 

3つ目は、設置費用がかかることです。
ウッドデッキは建物の外につくるため、外構工事として設置されるのが一般的です。そのため、平屋の建築コストとは別に費用が発生します。材質や広さ、昨今の為替による状況により費用が異なりますが、10〜40万円程度かかります。

一方、土や砂で覆われている場所では、ウッドデッキの土台を埋設する必要があるため、束石の​​施工代も追加で支払う必要があります。

□ウッドデッキを活用するためのポイント

平屋でウッドデッキを設置する際、上手に使うポイントがあります。

*リビングをつなげる

平屋の自宅のリビングとウッドデッキを同じ高さで設置すると、開放感あふれる広い空間となります。リビングとウッドデッキがつながれば、洗濯物を干す際の移動も短縮できるでしょう。

*屋根の設置

強い日差しで紫外線対策を行いたい方や雨風を防ぐために屋根を設置するのも一つの方法です。

*フェンスの設置

前述の通り、平屋のウッドデッキは、近所や通行人からの視線が気になる方もいます。フェンスを設置することで周囲の視線が遮られるので、プライバシーの確保が可能になります。

□ウッドデッキのある平屋の間取りの実例

*コの字型の平屋

コの字型の平屋にウッドデッキを設置するケースです。家族以外は視線が遮られるため、くつろぐスペースやバーベキューなどに利用できます。

*家事動線に優れた平屋

サンルームが設置されている平屋のケースです。ウッドデッキとつながっているとスムーズな家事動線となり、洗濯物を干す際の移動にも便利です。

*大人向けの平屋

主寝室を取り囲むように ウッドデッキのテラスを設置するケースです。落ち着いた雰囲気で、コーヒーや紅茶を飲んだり、読書をしたりなど、大人がくつろぐスペースとして利用できます。
休日に太陽の光を取り込みながら、優雅に開放感あふれる空間でゆっくりしたい方に最適です。

*高い屋根のウッドデッキがある平屋

高い屋根のウッドデッキが設置されている平屋です。おしゃれな外観でリゾートホテルの雰囲気を味わえる広い空間です。高い屋根のウッドデッキは、雨に濡れず、洗濯物も気にせず干せます。

*吹き抜けリビングがある平屋

吹き抜けとなっているリビングとウッドデッキが直結している平屋です。開放感あふれる空間で家族とバーベキューやホームパーティーを楽しめます。

*中庭のある平屋

中庭のある平屋にウッドデッキが設置されているケースです。部屋が外まで広がっているような広い空間で、風通しも良く、プライバシーの確保もできます。

□まとめ

平屋にウッドデッキを作るメリットは、リビングが広く感じられ、​​子どもの遊び場所やペットの遊び場所にもなります。その他、収納スペースや趣味の場所としても利用できます。また、洗濯物を干す際も移動を短縮できるため便利です。ただし、定期的メンテナンスがかかることや設置費用が割高になる場合もあります。

ウッドデッキを活用するためのポイントは、リビングをつなげて開放感あふれる空間にする、紫外線や雨対策で屋根を設置する、プライバシー確保のためにフェンスを設置するといった方法です。ウッドデッキを取り入れる際は、これらをぜひ参考にしてみてはいかがでしょうか。

 

 

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