「モダンテイストの家に憧れはあるけど、どこから手を付けたら良いかわからない」
そんなお悩みをお持ちの方もいらっしゃるのではないでしょうか。
家づくりは多くの方にとって、一生に一度の機会。
どのようにしたら憧れの家をつくれるのか迷うこともあるでしょう。
そこで今回は、モダンな家の種類から、モダンテイストの家にする時のポイントやインテリアまでを詳しくご紹介致します!
これから家づくりを始める方でモダンな家にしたい方にはぜひ、参考にしていただきたい内容です。
□モダンテイストの住宅とは?
まず、モダンは「現代的」という意味で、対義語にあたるのは「伝統的・古典的」です。
建物においての、モダンスタイルは、外観や内装に金属やガラスを用いてシンプルかつ洗練的で、都会の雰囲気を持たせます。
「モダンテイスト」といっても、使うアイテムやカラー、トーンによって様々なモダンに分類されます。
主な種類としては、「シンプルモダン」「ナチュラルモダン」「和モダン」「ラグジュアリーモダン」があります。
自分の好みにあったモダンスタイルはどんな種類なのか、確かめてからモダンテイストの住宅をつくりあげましょう。
まず、「シンプルモダン」とはホワイトカラーをベースにして、ブラックやシルバー、グレーを組みあわせてスッキリとした印象を与えます。
男女共に人気のシンプルモダンは、外観の多くをホワイト、部分的に暗い色を使用してモノトーンコーディネートにすることで外観からオシャレな印象を与えられます。
次は、「ナチュラルモダン」です。
このスタイルの大きな特徴は、通常モダンスタイルでは、ガラスや金属の家具を使用しますが、一部に木製家具を取り入れることです。
おすすめの組み合わせは、「ダークブラウンの木製とホワイト」「ナチュラルブラウンの木製とブラック」です。
この場合、観葉植物やシンプルな花を置いて自然をイメージさせるインテリアを置くと、より統一感があり素敵です。
飲食店や旅館に多いスタイルが、「和モダン」です。
これは、名前のまま、モダンテイストに日本の伝統的なデザインを加えたものです。
日本人に馴染み深い、畳の部屋にベッドを組み合わせるのは典型的な和モダンの例ですが、壁紙をグレーにして、デザイン性のある障子にすることで少し変わったアクセントになり、よりオシャレにもできます。
□モダンテイストの家にするためのポイント
それでは、モダンテイストの家にするためには、どのようなことをしたら良いのでしょうか。
1.色の統一感
壁紙から床材まで、内装に使うものはホワイト・ブラック・グレーといったモノトーンに統一しましょう。
色を、モノトーンで合わせることで、一気にモダンな印象に変わります。
モノトーン基調にして、組み合わせる家具やインテリアにアクセントとなる色を加えることで、華やかさをプラスできます。
2.直線的なライン
モダンテイストの特徴の一つとして、直線的なラインが挙げられます。
流行に左右されない直線ラインを、家の各所に取り入れることで飽きずに長く楽しめるモダンな家に仕上がります。
また、このようなシンプルな内装は、形の様々なインテリアや家具との組み合わせが容易でコーディネートの幅がぐっと広がります。
3.アクセントウォール
モダンテイストを意識しすぎてしまうと、あまりにもシンプルで物足りなさを感じる方もいらっしゃいます。
そんな方には、「アクセントウォール」を壁の一部に取り入れることをおすすめします。
統一された壁紙の一部にアクセントを加えることで、さりげなく変化がつき、シックでオシャレな印象を与えられます。
また、部屋を明るく見せることや、広く見せることも可能で、デザイン以外にも利点があるので、かなり魅力的です。
一方で、壁紙のカラーではなく、素材を変えることで雰囲気を一新する方法もあります。
部分的に取り入れる壁材でおすすめな素材は、レンガやタイル、ウッドパネルなどです。
4.天井の高い平屋
近年、若年層に人気の平屋は天井を高くすることで軽快さを表現できるためおすすめです。
天井を高くする方法は「勾配天井」が一般的です。
この方法をとることで、ロフトや高い窓を設けることが可能で、その他にも様々な工夫を施せます。
5.無機質な外観
モダンな家というと、内装ばかりにこだわりがちですが、外観も無機質なテイストにすると一層モダンな家に近づきます。
三角の屋根にかわらを使用する家が多数ですが、あえて「家らしくない」デザインに決めると、通行人の目を引きます。
例えば、直線的でシンプルな構造や、コンクリート打ちっぱなしのデザインは、まるでアート作品を思わせるシックな建築になるのです。
□モダンテイストの内装にするためのポイント
モダンテイストの家にするためには、もちろん内装は肝心です。
どんなことに注力すれば理想のモダンテイストに近づくのか色や素材を中心に紹介します。
*ベースに落ち着きのある色
モダンテイストな家のインテリアのベースは落ち着いた色にしましょう。
面積の広い壁や天井には、白・グレー・黒などのモノトーンカラーで統一します。
また、ソファやカーテンのような比較的面積の広い部分にはベースと相性のいいカラーを取り入れて雰囲気を決めていきます。
それだけでは少しモノトーン過ぎるという方は、インテリア小物にオレンジや青のアクセントカラーをプラスすると良いアクセントになります。
*光沢感のある素材
色だけでなく、素材に着目することでワンランク上の内装に早変わりします。
ここで、おすすめの素材は、ガラス、アクリル、スチール、ステンレスなどの無機質な素材です。
このような素材を取り入れることで、モダンテイストには欠かせないシャープさが生まれるのです。
*直線基調の家具
壁や天井がシンプルにまとまったら、家具も装飾の少ないシンプルなものを選びましょう。
ベースは直線的なもので、一部分だけ円や楕円の曲線フォルムを取り入れると、遊び心もあって、うまくモダンテイストに近づけられます。
□モダンな内装に合うインテリアのポイント
外観や内装をモダンテイストに仕上げたら、インテリアもモダンで統一したいところです。
1.ガラスや金属素材のインテリア
やはり、モダンインテリアの最大のカギはアイテムの素材にあります。
特に、金属のメタルの質感やガラスのつるつるとした硬質感を使ってシャープな印象にまとめるとよりモダンが引き立ちます。
2.天然素材を混ぜるなら濃色
モダンというと、人工素材といったイメージを持つ方が多くいらっしゃいます。
しかし、あえて天然素材を使用したインテリアを置くことでおしゃれな印象を与えられます。
その場合は、なるべくダークブラウンに似た濃色を選ぶとモダンインテリアによくなじみます。
3.ファブリック類は芽の詰まった素材に
モダンインテリアに、「レザー」を取り入れたいといった方は多くいらっしゃいます。
ファブリックを選ぶ場合は目の詰まった単色がおすすめです。
カーテンやラグにレザーを使う方は、ふんわりとした素材よりもシンプルでしっかりとした素材がモダンにはピッタリです。
また、ざっくりとした天然素材のファブリックを合わせると「ナチュラルモダン」と呼ばれる、一風変わったテイストになります。
□まとめ
今回は、モダンテイストの家についてと、その場合のインテリアについてご紹介しました。
モダンテイストと一言で言っても、たくさんの種類があり、好みに合わせた空間にできることが魅力的です。
さらに、インテリアの色や素材にこだわれば、唯一無二の内装を作り上げられます。
当社では、日々の喧騒からご家族の心が解放されるような住環境づくりを理想とし、カタチに致します。
家族構成や立地条件、ご予算をしっかり理解し、プランニングもお任せ下さい。
宇都宮市、栃木市、小山市周辺で、家づくりをご検討中の方はぜひ当社までお問い合わせください。